10年後、変わらない美味しさ 吉祥寺
Dans Dix ans(ダンディゾン)は吉祥寺に行ったらまず始めに寄るパン屋さんです。
最近は駅に着いたら早足でスタスタと向かいます。年々目当てのパンが買えず仕舞いになってしまうことが増えているからなのです。
この日は昼過ぎに到着したのですが、すでに店内には行列ができていて、自分が対応してもらうまでに何も残らないのではと焦ります。焼きあがったパンが運ばれてくると会計を待っているお客さん方が「すみません、あれも一つ」と次々に声を掛けるものですから尚更焦ってしまいます。
何とか数種類買うことができましたが、店の外に目をやるとそこにも行列ができていました。
今回購入したものはこちらです。
アカネは途中歩きながら食べてしまいました。店内にはこの他にここに載っていないパン、季節ごとのパン、クッキー、ジャム、パンケーキミックスなどが並んでいました。
右下のグリュイエルブルーが好物なのですが、もう何年かお目にかかれていません。予約も受け付けているようなのですが、それは何だかつまらないので着いてからのお楽しみにしています。
吉祥寺は歩くのが楽しい街なので、次回は早起きして午前中に行かなくてはと思っています。
翌日、ダンディゾンのパンで朝食です。
ブラン(ドゥミ)¥200
国産米糠油を使った柔らかい食事パン。
お米由来の優しい馴染みのある味わいです。
OE15¥300
北海道産小麦粉、スペイン産BIOオリーブ油、水を使ったハードトースト。
オリーブ油の風味で何だかトマト料理が食べたくなるパン。
シュシュ¥450
北海道産小麦粉、自家製培養発酵種、オーガニックくるみ、カランツ使用。
少し厚めに切って食べるのがお勧めだそうです。ゴロゴロとしたくるみがたっぷりで食べ応えがあります。シュシュはフランス語で「お気に入り」の意味だそうです。
次の日はシュシュとまだ食べていなかったパンを出しました。
グラッパ小(手前)¥250
ホワイトラムに一晩漬け込んだオーガニックサンマスカットレーズンがぎっしり。
ブル・ド・ノワ小(左)¥250
北海道産の小麦と牛乳使用、オーガニックのくるみに牛乳たっぷりの生地のしっとり優しい味わい。
初めて食べたのは学生の頃、10年ほど前でしたがこのグラッパを食べた時に干し葡萄の量はもちろん『何て美味しい葡萄パンなんだろう』と感激して、以来たまの贅沢を買い求めに行ったものでした。
こちらはオープンしたばかりの頃、13年前の記事のようです。
10年後にも変わらず訪れてもらえることを願って名付けられた店名はしっかり根付いているようです。
ところでこの記事に載っていたオニョンという玉葱のパン、大好きだったのにもうしばらく口にしていないことに気付きました!
また行かなくてはなりません。
売り切れてしまうとお知らせが出されますからお早めに。